衣笠台夏まつりで演奏

 まち協バンドの子どもたちが、今年も衣笠台夏まつりに招待していただき、日ごろの成果の発表をさせていただきました。と、言いたいところなのですが、夏休みのさなかでもあり、お盆休みの最後の日、ということもあり、総勢でも22人しかいないメンバーの三分の一、7名が欠席する中での演奏となりました。演奏できる曲もまだまだ少ないので、この前“あづフェス”で演奏した曲とほぼ同じになりました。少し趣が違ったのが「曲当てゲーム」でしょうか。これはメイン指導の桑原先生が、子どもたちに度胸が付くように、と考えてのプログラムです。メンバーが一人ずつステージに立って、自分の好きな曲を演奏し、お客さんになんという曲かを当てていただく、というものです。みんなで演奏するのでもドキドキするのに、一人で演奏するのはとても勇気がいりますね。それでも、この4月に初めて金管楽器を手にした3年生もこの曲当てクイズに果敢に挑戦しました。上手に吹ければ、聴いているお客さんにすぐに曲名を当ててもらえるのですが、何を吹いているか分からないような演奏では、当ててもらうまでずっと吹き続けなくてはいけないので大変です。でも、みんな一生懸命に演奏し、全員曲名を当ててもらうことができました。
 今年のまち協バンドは、あちらこちらから演奏依頼があり、11月は毎週どこかに出かけて演奏をさせていただくことになっています。早く名前に実力が追いつくよう、練習に励んでいきたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします。
   


2019年08月18日 Posted by ころっけパパ at 20:25Comments(0)ころっけパパのひとりごと

消えゆく安土の風景

 安土といえば織田信長に安土城、と仰る方はたくさんおられます。来年の大河ドラマ「麒麟が来る」に合わせて「安土」を売り出そうと、各方面が動き出しているようにも聞いています。
 そんな最中、安土山下町(あづちさんげちょう=いわゆる安土の城下町)の痕跡が残る大切な風景がもうすぐ消えてしまうようです。
近江八幡市には風景計画というものがあり、その一つに「歴史文化風景計画」というものが定められ
   (1)水路・古道沿いの歴史的な町なみを大切にします
   (2)安土城跡と田園が醸し出す歴史的風土を大切にします
   (3)落ち着きと安らぎのある市街地の風景をつくります
   (4)重層的な安土の歴史を表象する歴史資産を大切にします
 とうたわれているのです。この計画を策定するにあたっては、専門家も交えたワークショップが開かれ、どの地域にどのような景観を残すべきかの議論が重ねられました。その中で上豊浦東側に連なる小さな崖(洪積台地の端)は、安土山下町を形成する上でなくてはならない景観であり、田園型歴史地区として残すべきだとの諮問が出されていました。しかし、地元からの強い要望があり、最終的には一般型として決定され、この場所が市街化調整区域から市街化区域に変更され、近々宅地として開発されることになったのです。


 「そんな景観、あったかいな?」と思われる方も多いと思いますが、フレンドマート安土店からJR高架橋に向かう右手に見えるの小さなな崖が洪積台地の端で、この崖は滋賀銀行の裏からJRの線路まで続いています。昔は線路の南側までずっとこの崖は続いていましたが、南側は宅地開発が進み、もうその姿はありません。関西みらい銀号(旧アーバン銀行)前にその崖の痕跡は残っています。
 安土山下町はこの台地の上にひろがり、南は小中付近まで山下町が形成されていたとのことですが、安土=安土城だけがクローズアップされ、周辺の景観がほとんど知られないまま消えていくのはとても残念な気持ちなのです。
  


2019年08月13日 Posted by ころっけパパ at 22:19Comments(0)ころっけパパのひとりごと

合宿の成果は(^^♪

 一昨日、とっても楽しくとっても眠たい合宿を終えた子どもたち。さっそく演奏する機会がやってきました。昨年から始まった「あづちサマーフェスティバル(あづフェス)」の開会セレモニーです。
 午後5時。安土小運動場に設けられた特設ステージ前に、夏のユニフォーム姿で整列した安土・老蘇まち協バンドの子どもたちが、指揮をする桑原先生が作曲した「ファンファーレ第4番」を力強く奏で、今年のあづフェスが始まりました。
 開会セレモニーが終わると、合宿の成果を見ていただくまち協バンドステージです。一曲目は全員で「クラリネットをこわしちゃった」、二曲目の「世界中の子どもたちが」は、今年は入ったばかりの子は歌で出演です。三曲目は新しいメンバーだけで「きらきら星」を演奏しました。合宿の早朝練習で、山に向かって大きな音で吹く練習をした成果が出て、しっかりと演奏することができていました。
 今年のまち協バンドは出演の声をかけていただくことが多く、来週は衣笠台夏まつり、11月は文化祭をはじめ一週間に一回の本番というハードな出演になりますが、子どもたちは皆さんにいい演奏を聴いてもらおうと、練習にも熱がこもっています。  


2019年08月11日 Posted by ころっけパパ at 22:25Comments(0)ころっけパパのひとりごと

合宿だ~(^^♪

 安土・老蘇まち協バンドのメンバーが、電車とバスを乗り継いで、希望ヶ丘青年の城に合宿にでかけました。子どもたちは合宿=強化練習(?)
と知ってか知らずか、みんなと遠足に出かける雰囲気でおおはしゃぎ。
 青年の城に到着すると、練習場の音楽室が使えるまでの間、外で音出しです。山の中とは言えこの日もとっても暑い日です。汗を流しながら、山に向かって大きな音を鳴らします。
 さあ、午後からは音楽室で本格的な練習開始。基礎練習からゆっくりと練習を進めていきます。4時に練習を終わって、後はお楽しみの時間。
夕飯をいただき、お風呂で汗を流し、夜はお母さん方が準備してくださったビンゴゲーム大会。そして9時にはみんなで寝床に入ります。と言ってもここからが子どもたちの本格的なお楽しみ。2年生や3年生の子にとっては、こんなに大勢が一緒に寝るのは初めての経験で、大はしゃぎです。みんなでお布団の上で走り回ったりじゃれあったり。いつまでたっても静かになりません。みんなが寝静まったのは夜中の0時を回っていました。
 そして2日目。6時過ぎに起きだして、7時前には早朝練習。朝ごはんの後は音楽室での練習です。みんな半分寝ぼけていますよ。午後の練習が始まったころには一番下の2年生の子が練習しながら爆睡になってしまいました(^^)
 今回の合宿はお母さん方が計画し、段取りも全部していただきました。ころっけパパが学級担任をしていた頃、学校でキャンプをしたり、宿泊体験をすることが当たり前のようにあったのですが、今の学校現場ではもう見られない光景になってしまいました。でも、この2日間の子どもたちを見ていると、子どもたちにとってとても大切な時間だったように思えます。老蘇と安土の小学校の、2年生から6年生までの子たちが姉妹のようにすっかり仲良くなり、6年生はしっかりとしたリーダーになった2日間。強化練習以上に大切なものを学んでくれた2日間でした。
 計画を進めてくださったみなさん、ありがとうございました。  


2019年08月09日 Posted by ころっけパパ at 22:10Comments(0)ころっけパパのひとりごと