出会い つながり ひろがる活動

 今日のママカフェにもたくさんのお母さんと子どもたちがやって来てくれました。最初の内はお母さんの手や服の裾を握って離れようとしませんが、すぐに仲良く遊び始めます。まだ言葉も上手く話せない小さな子たちですが、一緒に何かをしていると、言葉が無くても通じ合えるものなんですね。でも、アンテナはいつもお母さんの方を向いていて、お母さんがそっと離れて違う所に行くと、ハッとしてキョロキョロ。傍にいないことが分かると、せっかく機嫌よく遊んでいたのに、突然泣けてくるんですね。お母さんが慌てて戻ってきてくれます。すると安心してまた遊び始める子どもたち。
 ここ一年は、コロナの影響でお外の出られず、こうしてお友だちと遊ぶ機会も少なくなったのでしょう。もちろんお母さんたちも、ママ友と出会ってお話しする機会も少なくなって、こうした場所はちょっと息抜きができる場所なのかもしれません。
 ママカフェのスタッフに「八はぴ広場」にお勤めの方がいます。そこでこのママカフェのことを聞いてやって来て下さる方もいて、常連さんの中に新しい顔が増えていきます。今日、来ていただいた方とお話しをしていると、ころっけパパの活動仲間と一緒に活動をしている、ということが分かりました。「へえ~、そうなんや!じゃあまたどこかで一緒に活動できるねえ」と話が拡がります。
 いろいろな所でいろいろな人がいろいろな活動を展開していますが、ともするとその活動がそれ以上の広がりをせず、ずっと同じメンバーのままでいつの間にか終わってしまう、ということも多いように感じています。今日のような出会いがあり、つながりができてくると、今やっているそれぞれの活動も活性化し、新たな広がりが見えてくるような気がします。
 ママカフェも、西の湖自然楽校の活動も、若い世代の皆さんのつながりで、その輪が少しづつ広がっていくのが楽しみです。
   


2021年02月24日 Posted by ころっけパパ at 15:49Comments(0)ころっけパパのひとりごと

待望の演奏会♪

 新型コロナウィルスの感染が拡大し、緊急事態宣言の中で始まった令和2年。学校が始まったのは5月に入ってからでした。その後も、音楽系の活動は制限が続き、学校の音楽の授業も合唱などで大きな声を出すことも出来ませんでした。地域で活動をしていたブラスバンドも、活動が再開したのは早い所で7月、多くは9月になってからの再開でした。
 活動は再開したものの、例年開かれていたジュニアミュージックフェスティバルやバンドフェス、地域の文化祭などの大きな行事は軒並み中止となり、練習の成果を発表する場所もありません。子どもたちも発表するという目標が見えないだけに、練習していても張り合いがありません。そんな状況を何とかしなくては、と地域の皆さんが協力して発表の場をつくっていただきました。
 2年前に安土会場を皮切りに始まった旧蒲生郡で活動する子どもバンドの演奏会、3年目の今年は旧蒲生町のあかね文化ホールが会場です。スタッフの皆さんは年度末までには何とか演奏の場を設けようと、ホールの席も一つおきにしたり、子どもや大人の動線を考えたりと感染予防対策を十分に講じた上で開催にこぎつけました。
 今年度初めてとなる大きなホールでの演奏。特に今年で卒団する6年生にとっては貴重なステージで、子どもたちも保護者の方々も感無量です。大津から富士見ジュニアバンド、龍谷大学吹奏楽部のメンバーをゲストに迎え、聴きごたえのある素敵な演奏会となりました。
 会場の準備を進めていただいたあかね文化ホールのスタッフの皆さんに心より感謝申し上げます。  


2021年02月21日 Posted by ころっけパパ at 22:22Comments(0)ころっけパパのひとりごと

春の足音~葭刈り~

 今年はことのほか寒暖の差が激しく、先週半ばの積雪が嘘のような春の陽射しに包まれた西の湖畔で、恒例のヨシ刈りが始まっています。今日は自然楽校のフィールド近くの湖畔でもヨシ刈りを行いました。西の湖周遊道路沿いの「葭留」さんのヨシ地には、守山の方から生活クラブ生協の皆さんがヨシ刈り体験に参加してくれました。その奥のヨシ地では「東近江水環境協議会」の人たちや「お魚探検隊の」皆さんがヨシ刈りです。昔は水辺に生えるヨシは、ふだんの生活の中で使われる貴重な資源でしたが、今では身の回りでヨシが使われることもなく、ヨシ原は荒れる一方でした。こうした状況に危機感を抱く人々が、ヨシ原の重要性を多くの人に呼びかけ、毎年ヨシ刈り体験活動を続けています。いつもの年なら大企業の研修も兼ねて、たくさんの人が集まるのですが、コロナの収束が見通せない中、大企業からの参加は見合わせられ、密にならない程度の規模でのヨシ刈りとなりました。それでも葭留さんのヨシ地には16家族33名の人たちが、奥のヨシ地でも50人近くに人がヨシ刈りに汗を流してくれました。
 刈り取りが済んだヨシ地は3月の下旬ころにヨシ焼きが行われ、春の芽吹きの季節を迎えます。  


2021年02月20日 Posted by ころっけパパ at 20:20Comments(0)ころっけパパのひとりごと