朝の収穫!


 先日、ジャガイモの収穫をすませた西の湖自然楽校の農園には、農場長が丹精込めて手入れをしてくださっているおかげで、トウモロコシやスイカも立派に育っています。「そろそろ収穫の時期が来たで~」と連絡を受けた自然楽校で楽しく学ぶ子どもたちが、朝早く(といっても7時半ですけど…)に農園にやってきました。農場長から「髭が茶色く縮れて、実の所がぷっくりと膨らんでいるのが美味しくなっているトウモロコシやで」と説明してもらい、さっそく収穫です。「どうやって採るん?」「茎を片手で持って、実を思いっきり手前に引いてみ」「わ~っ、採れた!」ちょっと皮をめくってみると、黄色の実がびっしり詰まっています。「おいしそう~!」
 じゃあ次はスイカの収穫です。「ボールくらいになった時の日付を書いておいたんやけど、それから40日目くらいが食べごろなんやで。印を探して食べごろなんを収穫しよう」まずは試しに1個収穫してみます。「どれにしようかなあ。あっ、これなんかどうやろ」大きなスイカです。試しにちょっと味見をしてみよう。包丁初体験の子が、スイカに入刀!真っ赤な美味しそうなスイカです。みんなで試食。「甘~い♪」「おいしい!」スイカ栽培大成功。じゃああと2個採って、今日は1軒に半分ずつ持って帰ろう。後のスイカは今度のお楽しみ。
 夏休みの朝の楽しいひと時でした。

  


2021年07月24日 Posted by ころっけパパ at 10:20Comments(0)ころっけパパのひとりごと

ヨシ灯り作品制作始まる

 夏の恒例行事となった「西の湖ヨシ灯り展」。安土町の西の湖の畔にあるヨシキリの池の周辺に400個近くのヨシ灯り(西の湖に生育するヨシでつくるランプシェード)で、幻想的な世界を醸し出す夏の風物詩です。回を重ねて15回目となる今年は、15回記念展として大型作品の制作も募集しています。
 今日は、今年初出展となる竜王公民館で、「家族でつくるヨシ灯り」づくりが行われました。従来は45cm四方の台板の上に45cmに裁断したヨシで作品をつくるのですが、今回は90cm四方の台板に2m近くのヨシを素材にしてつくっていきます。大きな作品なので、前もって設計図を描いてきた方や、爪楊枝でミニチュアの作品を作ってこられた方もおられます。指導に来ていただいたヨシ灯り名人から、大型作品なので、今までにようにグルーガンでの接着だけでなく、麻ひもや針金、結束バンドなども使い、ダイナミックに仕上げていくといいとのアドバイスを受け、早速制作に取りかかりました。
 45cmの作品だと、一人ひとりが作品に向き合うのですが、これだけ大きくなると、家族みんなが協力しないと作れません。子どもの意見を取り入れて、親子で一緒に作品を作っていくお家や、子どもが作品のパーツを作り、大人が大きな部分を作っていくお家、先に家族みんなで作
品のパーツを作り、後で組み合わせて作品に仕上げるお家など、参加された7家族がそれそれに工夫を凝らした作品づくりに取りくんでおられます。
小型作品なら3時間ほどで仕上がるのですが、今回はそうもいかず、お昼休憩をはさんで午後も作業を続けられるそうです。
 実行委員会のメンバーは午前中で失礼しましたが、作品が仕上がってくるのを楽しみに待っています。 
 竜王の皆さんありがとうございました。
  


2021年07月22日 Posted by ころっけパパ at 16:15Comments(0)ころっけパパのひとりごと

ジャガイモの収穫

 西の湖自然楽校の農園にはたくさんの野菜が栽培されています。
 これからジャガイモの収穫です。午前中、水鉄砲でいっぱい遊んだ子どもたちが、自然楽校農園・常楽寺ファームにやってきました。3月中頃に植えた種芋は、農場長が丹精込めて世話をしていただいたおかげで立派に育っています。まずは地上に伸びている茎を全部抜き取り、スコップで土を起こして掘り出します。子どもたちは手で土を掘って「あっ、大きいのが出てきた!」「まだあるで。ここ掘ってみて」と楽しんでいます。キタアカリ、メイクイン、男爵の3種類のジャガイモがいっぱい収穫できました。
 ジャガイモ畑の横には大きく育ったトウモロコシ、その向こうにはスイカが大きくなっています。北側の畑にはサツマイモもしっかりと葉を茂らせています。自然楽校でキャンプをして、みんなで食べられる日が楽しみですねえ。
 ところで、農場長が「サツマイモに花が咲いてるで。こんなの見たの初めてやわ」というので、よく見るとアサガオのような花があります。昼間なのでもう萎んでいますが、朝方見に行くと、本当にアサガオかヒルガオのような可愛い花が咲いていました。すごい!
 
  


2021年07月04日 Posted by ころっけパパ at 23:20Comments(0)ころっけパパのひとりごと

水鉄砲で遊ぼう

 7月の第1日曜日の10時前。子どもたちが集まってきました。西の湖自然楽校の冒険ひろばが始まります。
 今日の「楽習」は水鉄砲つくりです。学校の「学習」でも、空気と水の性質の違いを学ぶために水鉄砲を作りますが、全員が同じ条件になるように、市販のキットを使うことが当たり前になっています。
 自然楽校では、子どもたちの創意工夫や思考力が身につくように、竹を切るところから始めます。今日の先生は、スタッフのおじさん(昔のわんぱく小僧?)です。
 前もって山から切り取って来た竹が並べてあります。「さあみんな、この竹、どっちが上でどっちが根っこの方かわかるかな?」「細い方が上の方!」「そうやな。他にも見分けることができるんやで。この葉っぱが出ている枝の切り口、よう見てみ。上の方を向いてるやろ。だからこっちが上」学校ではこんな勉強はしませんよね。水鉄砲を作るのには、竹の細い方の節は残して切っていきます。さあ、やってみよう。初めて竹のこぎりを手にする子には、おじさんが手を添えて見てくれます。
 お家の人やスタッフに手伝ってもらいながら竹を切ると、切ったところで怪我をしないように、鑢で面取りをします。さあ次は、細い竹に布切れを巻いて押し込む棒をつくります。布切れは凧紐で括り付けるのですが、巻き方が分からない子や、巻き終わってからの結び方分からない子もいて、苦戦しています。最後に節に錐で穴をあけると出来上がりです。
 さあ、水を入れて試し打ち。「水ってどこから入れるの?」「水につけて、真ん中の棒を抜いていったら水は吸い込まれてくるで」「うん?入らへん。難しいなあ」何とか水を入れて棒を押すと…。
 上手く飛ばない子は原因を考えます。遠くまで飛ばしたい子は角度を変えてみます。水の出る穴は一つより三つの方がよく飛ぶのかな、といろいろ考えながら自分だけの「マイ水鉄砲」に仕上げていきました。最後はみんなで水の掛け合いっこ。みんなびしょびしょになりながら、楽しい時間を過ごせました。ああ楽しかった。自分で作った水鉄砲は宝物のように大事に持って帰りました。
  


2021年07月04日 Posted by ころっけパパ at 20:25Comments(0)ころっけパパのひとりごと