
3月に全国の学校が一斉に休業となりもうすぐ2か月。その間に全国に緊急宣言が出され、学校の再開はさらに1か月先に伸びましたが、それですらどうなるか分からない状況です。子どもたちは毎日どんな過ごし方をしているのでしょう。
人の世界は新型コロナウイルスの猛威にさらされて、不安な日々が続いていますが、自然界はそんな世界を尻目に、いつもと変わら四季の移ろいを見せています。野山には新緑が芽吹き、湖のヨシの芽もずいぶん大きくなってきました。草丈もぐんぐん伸びてきています。

西の湖自然楽校も、当初の計画では、5月に開校一周年記念の防災デイキャンプを予定していたのですが、もちろんできる環境にはありません。いつになったら収束に向かうのか分かりませんが、いつ再開してもいいように、環境整備だけは続けておこうと、自然楽校の老人チームが校庭(ふれあい施設野外活動スペース)の草刈りと枝打ち作業をすることにしました。広い敷地ですから、お互いに距離を取りつつ、湖に張り出した柳の枝や、立ち枯れている木を伐採したり、草刈機で芝生広場に広がってきている雑草を刈り取ったりと、老人チームも久しぶりにいい汗をかきながらの作業となりました。

2時間ほどの作業でしたが、伸びていた草もきれいに散髪され、野外活動広場から西の湖の水辺に行ける通路もできました。この広場に子どもたちの歓声が戻る日が一日でも早く来るよう祈っています。