安土コミュニティエリア構想

 前回ころっけパパのひとり言を書いてから半年が経ちました。その間もこのブログをずっと検索していただいている方がおられ驚いています。
 
さて昨日の地方紙に安土コミュニティエリア構想案~令和8年度中の完成をめざす~との記事が載っていました。驚くのは一昨年8月に住民に向けて行われた「教育施設整備計画」で示されていた整備用地より広い範囲が示されています。その理由として、あの時は学校移転を想定しての用地であり、今回はコミュニティエリアとしての整備なので広い範囲が必要、とのことです。では、コミセンも含めて移転整備するという事前説明会はあったのでしょうか?たしか一昨年の説明会で、コミセン
の話題を出された質問者に対し「ここは小学校移転のことだけです」と一蹴されていたように記憶しています。ではいつ、どの段階でコミセン移転の説明がなされたのでしょうか?
 実は10年以上前から、コミセンの移転新築の要望は地権者とまち協幹部の間で出されていました。しかし住民の反対が根強くあったので、苦肉の策として小学校移転についてだけ、保護者アンケートの形で住民合意を図り、賛成が多数だったので移転する、と決められたのです。では小学校だけ移転すればいいものを、いつの間にかコミュニティエリアという形での整備計画が進められ、住民の声を聴くこともなく“粛々”と移転ありきで計画が進んでいるのが今の状況です。

 しかし、今でも「小学校移転は仕方が無いとしても、小学校の跡地で、小学校の校舎の一部改修してコミセンにすれば、体育館もプールも有効利用でき、運動場も広い駐車場として利用できるのに、もったいない話やなあ」と言う声は多数聞こえています。線路の際まで土地を買い上げることで地権者の皆さんの賛同も得やすく、地権者の方々にとっては10年越しの願いが達成するのでしょうが、土地取得にかかる費用や、水害予防のための調整池の整備や土地の嵩上げなどを考えると、小学校跡地を有効利用した方がよほど税金の無駄遣いがなくて済むような気がしま
す。  


2023年06月14日 Posted by ころっけパパ at 18:18Comments(0)ころっけパパのひとりごと