段ボールで遊ぼう

 安土コミセンの大ホールに、段ボール紙が敷き詰められました。さあこれから「夏のすまいる」最終回が始まります。最終回は、毎年恒例の「段ボールで遊ぼう!」です。今までは、スタッフがフレンドマートや全日食に出向いて段ボールの箱を貰いに回っていて、これが結構たいへんな作業だったのです。全日食は閉店したし、困ったなあと思っていたら、この前、自然楽校冒険ひろばに段ボールの端材を持って来てくれたおじさんが、今回も「よかったら使ってや」と、たくさんの段ボールを持って来てくださいました。
 入り口でアルコール消毒をし、マスクをつけ、お隣さんとあまり引っ付かない距離をとって、段ボール遊びが始まりました。これだけたくさんあると、何をしようか迷ってしまいますね。幼稚園の女の子は、背中にペガサスの羽が付いたドレスを作りたい、と考えてやってきました。さっそくハサミを使って切り始めました。羽の形はできてきたのですが、どうしたら羽ばたいているようになるのかが分かりません。段ボールのおじさんに聞いてみると、おじさんはテグスの様な透明の糸を上手に使って「天使の羽」にしてくれました。さあ、このドレスを着て羽ばたいてみましょう。「やった~!すてきな羽のついたドレスになりました。
 隣の男の子は秘密基地をつくり、向こうの女の子は、白地の段ボールにいっぱいお絵描きを楽しんでいます。その向こうでは、いつの間にか長い段ボールのトンネルができています。さあ、トンネル一周が何秒で走破できるか、大人も子どもも夢中で遊びます。誰かがトンネルの上に四角や三角の穴をあけてみました。あら不思議。トンネルの中に、赤や緑の光が映っています。
 夢中になって遊んでいたら、あっという間にお昼になってしまいました。
 コロナ自粛の時ではありますが、お互いに予防策をしっかりととって、思いっきり遊べる時間を作っていきたいですね。
 段ボールのおじさん、ありがとう!!  


2020年08月18日 Posted by ころっけパパ at 16:00Comments(0)ころっけパパのひとりごと

西ノ島の噴煙・・・星空観察会

 自然楽校の提灯に灯りが点りました。昼間、思いっきり遊んだ子どもたちですが、今夜は星空観察です。地元に住むおじさんが、手づくりの大きな反射望遠鏡を持って来て組み立ててくれました。地元の小学校からも天体望遠鏡を借りてきています。天気予報では「晴」の印が出ているので今夜こそ良い星空が観られるのでは、と期待していたのですが、昼間からずっと空はぼんやりと霞んでいるようです。夜になっても星空は現れません。天気予報では晴なのになあ、と思っていたら「これはねえ、西ノ島の噴煙が高気圧の縁に沿って流れてきているんです。」とのこと。東京の南の太平洋上にある西ノ島。以前は溶岩が流れ出て、島がどんどん大きくなっていたのですが、最近は噴煙を高く舞い上げる噴火に変わってきて、この辺りの空も霞んでいるんだそうです。自然の力ってすごいですね。
 それでも粘って夜空を眺めていると、南東の空にぼんやりと光る星が見えてきました。木星だそうです。さっそく望遠鏡を向けてもらって覗いてみると・・・。見えました!木星特有の縞模様と、4っつの惑星。口径の大きな望遠鏡はすごいですね。肉眼ではほとんど見えない星までしっかり捉えて観えるんですから。
 せっかくなので、今夜観えるはずの星空の様子について、コンピュータのシュミレーション映像を使って見せてもらいました。夏の大三角や天の川のお話、春の大曲線もまだ見えているそうです。もう少し時期が早ければ観ることができた「ネオワイズ彗星」の映像や、木星や土星の映像もきれいに見ることができました。
 お話しが終わって外に戻ると、大きな反射望遠鏡が土星の姿を捉えていました。斜めに傾いている土星がはっきりと見えました。
 8月12日の夜半にはペルセウス座の流星群が観察できるそうですよ。
  


2020年08月08日 Posted by ころっけパパ at 22:24Comments(0)ころっけパパのひとりごと

お試し 西の湖冒険ひろば 

 梅雨明けとともに連日の猛暑。夏休みは短くなり、プール開放も無し。新型コロナウィルスの感染を防ぐため、帰省や行楽地へのお出かけも自粛ムードが漂うこの夏。そんな中で、子どもたちがちょっと息抜きができる場所を作ってみよう、、お試し版冒険ひろばを作ってみました。当初は、市内に住む子どもたちにも声をかけ、青空と緑と湖面を吹き抜ける風の中で、「怪我と弁当は自分持ち」で思いっきり遊べる広場にする予定でしたが、昨今の事情を考慮して、感染予防ができて、来ている子がしっかりと把握できる範囲の「お試し版」でのスタートとなりました。
 大きな木の枝から下がった長~いロープで作ったブランコ。まるでアニメ「アルプスの少女」の画面のようなブランコで、ハイジになった気持ちで空に飛び出します。木と木の間には二本のロープが張ってあります。これだけなのですが、子どもたちは二本のロープにつかまってずっと遊んでいます。
 段ボール工場に勤めているおじさんは、端材となった段ボールで滑り台を作ってくれました。ふれあいハウスのテラスから延びる滑り台。段ボールで作った橇に乗って滑ります。最初はおっかなびっくりだった子どもたちも、慣れてくると大喜び。段ボールキャタピラも大人気。暑さなんか忘れて夢中で遊んでいます。
 調理サイトの横にはプールがあり、長い竹を伝って水が滝のように落ちています。小さい子たちは水の中で大はしゃぎです。10時から2時間の予定で始めた冒険ひろばですが、お昼になっても一向に帰ろうとは言い出さない子どもたち。
 次に開くときは、もっとたくさんの子どもたちが、気軽に楽しく集えるようになっていることを祈っています。  


2020年08月08日 Posted by ころっけパパ at 19:20Comments(0)ころっけパパのひとりごと